90日の苦悩が詰まった、イエローボトル

あなたには、100人いたら自分が1番だと言えることが、何かあるだろうか。

私には、ある。


私は、世界総人口の上位1%(もしくは下位とも言える)に余裕で入っていると胸を張れるほど「買い物が苦手」だ。

どれくらい苦手かというと、例えば入居したての部屋でカーテンを選ぶことができず、次の引越まで買わず終いだったことは1度や2度ではない。また今の住居には、照明器具のない部屋がふたつもある。

今日はそれほどまでに買い物が苦手な私が、清水の舞台から飛び降りる覚悟で選んだ、子どもの水筒について話をしたい。

ここ、テストに出ます

水筒を購入するに至るまでのエピソードは、私の上位(もしくは下位)1%ぶりをよく表している。

それは4月にスタートした保育園で、水筒持参と言われながらも選べない母のため、息子はペットボトルにストローキャップを装着して登園。

それを3ヶ月ほど続けたのち、ついに先生から申し訳なさそうに

「そろそろ気温が上がってきて、衛生上問題があったらいけないので…(早くちゃんとした水筒を買ってください)」

と背中を押して頂いた、というものである。


「そんなに苦手なら、子どものものは子どもに選ばせたらいい」

そういう、あなたの声が聞こえてきそうだ。

だが、とても重要な事実がある。これはぜひこの記事を読んだあと、下の言葉を画用紙に大きく書いて、リビングの壁に貼って毎日眺めてほしい。

子どもは、自分の決断の責任を取らない

子どもの主体性は尊重すべきだとは思うが、子どもが小さいうちは総合的に考えて、親が介入したほうがいい場面が往々にして、ある。


そしていざ選ぶとなると、こんな私でも、いくつかは譲れない条件がある。

昨日、同じく熟考の末選んだ、我が子の机の話をした。

繰り返しになるが、近く海外へ飛ぶ予定の我が家は、モノを選ぶ時は慎重だ。なぜならその時には、ほぼ身ひとつで海を渡るつもりでいるからだ。

今から選ぶ水筒は、そのほぼ身ひとつの私たちと一緒に海を渡る運命にある。水筒に対する熱量も、机となんら変わらない。合言葉は「モノは大事に」だ。

水筒を買い換えるのは一体どんなときか。そして出来る限り、リスクは避けるべきだ。

それは主に「破損」「汚れ」「容量不足」「飽き」。このどれかではないだろうか。

仮に2歳か3歳かそれくらいの子どもに選ばせてしまったら、必ずや顔がパンでできたあの方か、青いロボットか、いやに人間くさいあの機関車か、どれかになってしまうだろう。これは「飽き」に該当する。それでは、長く使うことはできない。

そして「ワーイ。」がやってきた

そこで諸々を考慮した末、選んだのはHydro Flask社製「12 oz Wide Mouth KIDS」だ。

これは上記の買い替え項目のすべてを回避する。

ロゴが
「ワーイw」
となってるように見えるのは、私だけか
他に類を見ない、おしゃれな形状のストロー

ストローつきフタが外れ、口が大きく洗いやすい。内部は18/8ステンレス鋼で、サビにくく汚れにくい。1年以上使用しているが、茶渋がついたことは一度もない。

そして保温保冷に優れ、外側への水滴発生も今のところ皆無。

アメリカ製らしく、きちんとBPAフリー表記

まったく余談だが、私はプラスチックらしき製品を選ぶ際は、なるべくBPAフリーかつBHPFフリー、BPSフリーなものを選ぶようにしている。賛否両論ある成分はなるべく避けたいものだ。


端的に言って、いい製品だ。汚れにくく、保温性も高く、丈夫。上部にある指をはめる輪っかと、着脱可能なシリコン製カバーのおかげで、滑らず持ちやすい。

「飽き」については、かの3キャラクターと比べると優位性は高いが、なにぶん色がコレなので、人によっては飽きることも考えられる。製品名の通り子どもに特化しているので、色はどれもカラフルなのだ。

そんな時は、この製品の長所でもある「フタを交換する」という技が使える。

例えばストローを黒にもできる

フタを交換できるということは、飽き解消以外にも重要だ。

子どもが成長するにつれて、ストローはいずれ不要になる。(実際あと数ヶ月で、保育園からストロー卒業の号令が下る予定だ)

その場合は、速やかにこちらへ付け替えます

「なんだ、容量不足はどれを買ったって防ぎようがないじゃないか!」

ちゃぶ台に手を掛けてそう叫ぶ前に、落ち着いて聞いてほしい。だから、子どもではなく私が選ぶことに意義がある。

最終的には、母が使うのだ。(この結論では、あなたは納得できないかもしれない。だが私にとっては完璧なソリューションだ)

完璧にオシャレ。

もちろん私も鬼ではない。製品チョイスは行なったが、色は彼に選ばせた。私は黄色と緑が好みだったが、息子もまんまとイエローと言ったので、しめしめと思う(決して誘導尋問はしていない)

だがお会計が済み、原宿のTHE NORTH FACE KIDSを後にしてしばらくしてから、彼が言った。

「ピンクがいい」

子どもは、自分の決断の責任を取らない。

このおしゃれストローでお茶を飲むときの「ズズー」という音が、なんとも可愛いのですよ(親ばか)

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる