世紀の大発見と、その立役者

「良妻賢母じゃないといけないと思っていました。」

そう私が言ったとしたら、あなたは「この令和の時代に?」と笑うかもしれないが、

この現世には既成概念が確かに存在する。

それは海は青いよね、という害のない共通認識に始まり、

料理は女性が作るものだ、女性は美しく上品であることが望ましい、などもそうだ。

その既成概念に則り、吉永小百合大先生の写真をスマートフォンの待受に設定し、

日々芯が強く美しい黒髪に磨きかけていたのは、他でもない私である。


ところがある時、ふと気づく。別に髪が黒くなきゃいけない理由は、ないのではないか。

世紀の大発見である。

それは同時に、良妻賢母である必要はない、という発見でもあった。


そんなわけで、明るい茶色ベースに金のハイライトに変貌した母が誕生。

あのオカンやばいと言われたいがための選択。

しかし程なく、

「黒髪である必要はないかもしれないが、汚らしくなるのはお勧めのプランではない」

と気づく。

そもそもがかなり傷みやすい上、強度のくせ毛のため縮毛矯正を繰り返し、慢性的にリカちゃんの髪の毛だったのだ。

高校デビューした頃の自分に教えたい

その現状を打開するべく、新たなる対策に乗り出したのは、我ながら賢明だったと言える。

存在感が強めなお色味

世紀の大発見の立役者とは、LUMIELINA社製「レプロナイザー 4D Plus」。

このドライヤーは、従来の「当てれば当てるほど髪が乾燥して傷む」という既成概念とは真逆で、

「当てれば当てるほど髪が潤う」

という、謎の謳い文句を持つ。

そして公式サイトには、素人なら「こりゃすごい」とあっさりノックアウトされてしまいそうな、摩訶不思議な数式が表記されている。

P=・・・……??

世にも恐ろしいドキュメンタリー動画もある

完全に疑いつつ手に取ったわけだが、実際に効果はあった。

ハイライトヘアになって1年、万年リカちゃんだった私だが、今は毛先まで人毛の手触りを維持している。

既成概念は、時代とともに変化するのだ。


難点があるとすれば、その大きさ。

ドライヤーによくあるように、持ち手の部分が折り畳めればまだいいのだが、こちらはブレないL型固定。

毛量の多い私満足させてくれるドライヤーが稀有なため、いつも旅にも持参するのだが、息子のおむつの次にかさばる強者だ。

持ち手にまでP=・・??の技術が詰まっているというなら文句は言えないのだが、可能であれば折れてくれると大変助かる。

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