対するは、90デシベルの騒音

子どもが小さいと、夜眠れなくて大変でしょう。

このねぎらいの言葉を、この3年間、本当にたくさん掛けて頂いた。

まったく、仰るとおりだ。



旅の次に寝ることが好きな私としては、

子どものいる生活で懸念していたのはまさにこれであり、

解消するためにそれはそれは、色々な悪あがきをしてきた。



母は眠れないもの。

そう言われつつも実際のところ、

例えば一部で有名な「ねんねトレーニング」が功を奏し、

生後8週目以降は1日8時間、しっかり眠れる生活を手に入れた経験があり、

悪あがきもしてみるものだと、身を以て感じている。

泣くのが仕事なのは知ってる。

乳児期は、ねんトレ効果で乗り切れた。

しかし2歳後半あたりから、また別の原因で眠れない日々が訪れたのは、私にとって思わぬ悲劇であった。



ある深夜3時、90デシベルの寝言で

「美味しいごはんが食べたいよ!!」と、叫ぶ。



また、ある別の深夜1時、

自らのベッドから這い降り、私の横へ入ってくるまではいいのだが、

故意ではなく、彼のお気に入りのイエローボトルで頭を強打される。

(寝床に飲み物が必要な子なのだ)



日々そういった類の、可愛らしい行動をとるようになった。

子育てとは、色々なことがある。

数時間の細切れ睡眠を余儀なくされて以来、

短い睡眠でも、効率よく必要な休息や脳内処理ができる方法を探し始めた。



そして、体感のいいものと出合った。

私は睡眠の専門家ではないし、

合う、合わないは体質によるところが大きいが、

理にかなった方法ではあるので、一度共に試してみてほしい。

朝の儀式

結論からお伝えすると、

質のいい睡眠を取るためには、朝に仕込みをすることだ。



夜眠くなるためには、睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」が体内で生成される必要がある。

その鍵となるのは、このメラトニンは体内生成されるまでに、16時間程度かかる、ということだ。

夜12時に寝る場合は、朝8時には、メラトニン生成に必要な栄養を摂っている必要がある。



メラトニンの原料になるのは,セロトニンという物質。

そしてこのセロトニンは、トリプトファンという物質が、半日以上の時間をかけて変化してできる。

そのため、朝にトリプトファンを摂ることが、睡眠の質の向上につながるのだ。

胡桃とアーモンドと、コントレックス。

そこで、私は毎朝ナッツを食べている。

トリプトファンを豊富に含む食材としては、主に大豆製品、乳製品、ナッツ類などだ。



我が家(の息子)は朝はパン派のため、大豆製品が合いにくい。

乳製品については、日本人の体質の合わない可能性が謳われているため、毎日摂ることに抵抗がある。

それに引き換えナッツは、何より調理がいらず単独で食べられるのが良い。採用。



朝にナッツを適当な量(適量ではなく、適当だ)を摘むと、

夜きちんと眠くなり、入眠も早くなってきた実感がある。

意識的に摂らないと、普通は不足しているということかもしれない。



私はうっかり者ゆえ、時計の確認をすっかり忘れ、

夜寝る前ギリギリまでモニターを凝視してしまっていることも多々あるが、

それでも眠りの質が向上してきたと感じている。

本当は、こういう夜長に憧れる。

またナッツには、スーパーブレインフードと別名がつく所以である

「コリン」という成分が含まれ、脳の酸化防止に役立つと言われている。

脳の発達(シナプスが分裂して増え、神経細胞同士がつながること)を担うのは、「神経伝達物質」。記憶に関わる「アセチルコリン」や、幸福感をもたらす「セロトニン」などがそうです。アセチルコリンは「コリン」を含む食品、セロトニンは「アミノ酸」を含む食品などによって作られます。

子どものためのブレインフード&レシピ71 - 久保田 競 / (上記は一部略)

脳を作る期間は6歳までが最盛期といわれるため、

我が家ではせっせとナッツを息子に与えている。



最盛期をとっくに過ぎた私やあなたも、落胆することはない。

心掛けと行動次第で、脳を育てることができる、というのは、

私が師匠から教わった中でも、大きな希望となった事実のひとつである。



すっきりした体で、頭のよくなる栄養素を摂取する。

いい循環ができあがりそうだ。


入眠前の効果的な儀式については、

私の師匠の知恵を拝借することをお勧めしたい。


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