【価値観は結構カンタンに変わるかも】アンパンマンと子どもと。

子どもが生まれるだいぶ前、

テーマパークって、なんか作った人に遊ばせられてる感じがして好きじゃない

と言ったら、

オット

それは考えすぎじゃないの?

と言われたことを思い出します。摩衣子です。

テーマパークは、遊ばされてる?

小さい頃から、わりと頻繁に旅行に連れて行ってくれる家庭に生まれ、引っ越しも多かったため、私は移動好きの新しいもの好きに育ちました。

そんな中、両親としては特に大義名分はないと思いますが、ディズニーランド的なテーマパークには殆ど行っていません。そしてほぼ必然的に、私はミッキーと関わる機会を持たず、パレードに並ぶ文化も持たずに大人になりました。

その結果(?)、「ディズニーランドでミッキーに手を振ってるのはなんか違う(だって中には人が入ってるのに)」とか、「決まった動きをする乗り物に乗って喜ぶのはなんか違う」とか、変なプライドを持つ大人に。決まった遊びをすることに意義を感じられなかったのです(キャラクターにも特段興味なし)

そして自分の子どもにも、テーマパークにハマり込んでほしくはないと思っています。

どうやら、好きらしい

ところで、我が家にはテレビがありません。発端は、私が人生最後の一人暮らしを始めたとき。最初は単にお金も見る時間も無かったからなのですが、意外と問題ないと気づいて以来、10年を数えます。

以前は驚かれたのですが、最近は似た価値観の方が増えたのか、わりとお仲間も見つけられます。

そのため、我が息子も生まれた時からテレビモニターとは無縁の生活をしています。保育園もオールイングリッシュなせいか、なんとなく巷で話題の、子どもに流行の○○とは無縁のまま。

そして、アンパンマン。

家では、絵本で数回読んだのみ(図書館で借りただけ)。どうやら保育園では、紙芝居で見せてくれているようです。そんなわけで、動いてるアンパンマンをほとんど見たことないはずなのですが、街でアンパンマンを見かけると、

アンパンマ~ン♡

とつぶやく息子。なんでだ?

それって知らなきゃダメなやつなのか

やなせたかしさんがアンパンマンに込めた思いは、理解しているつもりです。多分、もっと激しい絵面で殴ったり蹴ったりするような、数多あるアニメなどに比べたら、断然教育上の悪影響のない物語なのだとも思います。

でも、アンパンマンの顔を差し出して食べさせるっていうのも、なんか冷静に考えたら非効率。そのためにHPが減って、バイキンマンに倒されかけたりするわけで。その自己犠牲精神、他に対する貢献精神は、考えようによっては素晴らしいけど…(ということを考えてしまうあたりが、私の可愛くなさ加減です)

そもそもいくらアンパンだからって、顔食べるってどうなんだろう、とか(同上)。知らなくてもいいんじゃないのかなぁ。

そう思って、絵本も1冊借りて読んで、それっきりでした。

アンパンマンに、会いに行く

行きたいところが思いつかなかった祝日。夫が突然、アンパンマンミュージアムでも行くか、と。まぁ一回くらい良いかもね、今が適齢期らしいから(2歳くらいがアンパンマン大好きな時期らしいですね)

会いに行きました。

おっきいアンパンマーン♡と、息子氏。

入り口前の屋外には、アンパンマンの大きな置物と一緒に写真を撮るのに、長蛇の列(これ並ぶのは大変だなぁ←心の声)。

撮る?と息子に聞くと、撮らな~い、と(でかした、息子よ)。そのへんのドライさはお母さんに似たのかも。

ドライな母の心を動かした、一枚の絵

入り口の壁に、アンパンマンの生い立ちのイラストが、ストーリー仕立てで描かれていました。その中に、あかちゃんのアンパンマンが抱っこされている一枚が。

アンパンマンって、あかちゃんだったのか!

知ってました?あかちゃんの頃から、ジャムおじさんとバタコさんに育てられて(?)たんですね、アンパンマン。子を持つ親なら、この設定にほんわかしますよね。

今やアンパンマンはみんなのヒーロー。ジャムおじさんとバタコさん、良い子育てしたんだな~と、ちょっと見る目が変わったドライな母。

アンパンマンミュージアムの意義

入り口から心動かされた母でしたが、園内での息子の様子を見ていて、たとえ「人の作ったもので遊ばされる」要素があったとしても、こういうアミューズメント施設にも大きな意義があるなぁと、考えを改めました。

みんな楽しそう

我が家だけでなく、大半の子どもたちは親を始めとした周りの人達から、大事にされて育ってます。休日のアンパンマンミュージアムは、そんな家族たちが集まる場所。みんな幸せそうだし、子どもも楽しそう。ショーの場所取りのお父さんたちが一様に、スマホでゲームしたり寝てたり、というのはあるあるですが、それも含めて家族の大事な休日です。

休日に家族で出掛ける場を提供し続けているという点は、価値ありだと感じました。

子どもの興味がわかる

我が子は割と引っ込み思案で、大勢の場で積極的に行動しないタイプです。が、そんな彼も思わず我が我がとおもちゃに手を出したくなるような、夢中になるよう設計されているようです。

おっきなドーナツとカップケーキに夢中

キッチントイとおやつに興味があるようだったので、おままごとセット用意してあげようかな~など、普段見られない子供の関心ごとがわかるのは、価値ありです。

1歳以上は年齢問わず、ひとり2,200円。一見すると価格と見合わない感じがしたのですが、子供の様子を見ていると、そうでもないのかもねと思わされました。

ちょっとアンパンマン見直した

親がアンパンマンに興味がある場合をのぞいては、やっぱり子どものために親が付き合う形になりがちだなぁと思わなくもないですが、子どもが喜ぶのを見るのはやっぱり嬉しいですね。これは、親になって初めてわかったことでした。アンパンマンは全然見てないんだけど、アンパンマンを見てる子供の動画はいっぱい撮りました。笑

ただ行って見てるだけでなく、子どもを観察するつもりでいけば、結構有意義かもです。

人が夢中になる要素をきちんと押さえているあたりは、やっぱりさすがでした。

でも疲れるから、たまに…ね

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる